【カラーコラム】紅色について

紅色

日本では、古来より自然の中に溢れる豊かな色彩を、
暮らしの中に取り入れて楽しんできました。

繊細な色の世界・伝統色を歴史や由来も合わせてご紹介したいと思います。

今回は紅色(べにいろ)についてのお話です。

色の説明

紅色は、紅花から抽出された色素で濃染した、鮮やかで明るい赤色のこと。

由来・歴史

紅花が日本に渡来したのは3世紀頃で、中国の呉(ご)から伝わったため
「呉藍」(くれあい)→紅(くれない)と呼ばれるようになりました。
(藍は染料の総称でした。)

平安時代、高価な紅花の濃染は「禁色」とされていて、
身分の高い人しか着用できませんでした。

また、江戸時代にも「奢侈禁止令」(しゃしきんしれい)などにより、
紅花染めが何度も禁止になりました。

そこから紅花を使わない、蘇芳による「甚三紅」(じんざもみ)が誕生したり、
茜染めが使われたりと、紅を使わない赤い色が親しまれました。

色の印象

私から見た紅色の印象は、艶やかさと隠せない情熱を持ったパワフルな色。
平安時代から人気のある紅色。
その溢れ出る色の魅力に惹かれた人が多かったのでしょうね。

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